外に出て、人々を賢者の石にしようとするお父様。
ホーエンハイムはそれを阻止し、これ以上はやらせないと。
人間からは賢者の石が出来る、賢者の石からはホムンクルスが出来る。
では、ホムンクルスからは何が出来る、何を生む?
完全な存在になったつもりなんだろうが、どん詰まりだとホーエンハイムに言われ、お父様はならば人間を生もうと。
クセルクセス国民が、お父様の体から生まれ、ホーエンハイム達に縋りつく。
でも、即座にお父様はエド達に力を放ち…。
一方、グリードは、ロイ達と合流。
グリードは、怪我をしているオリヴィエ達に降りるよう指示するが、オリヴィエは反発。
そんなオリヴィエ達に、グリードはお父様の力をアレックスに説明し、普通の人間はここに降りろと。
部下から見守っていて下さいと言われ、オリヴィエはアレックスに通信機を持っていくように言い、必ず勝てと。
ロイは、お父様の賢者の石を焼き尽くすと、リザを伴って行く事に。
グリード達は地上へ向かい、オリヴィエは倒れているブラッドレイに歩み寄る。
倒したのか聞かれたスカーは、ここに来た時既に満身創痍だった、そうでなければ自分も危なかったと。
それを聞いたオリヴィエは、自分の部下は強かっただろうと、ブラッドレイに呟くのだった。
目覚めえたメイは、自分を守り傷ついたアルを見る。
イズミとエドは、ホーエンハイムが守り無事。
歩み寄ってきたお父様が、エドとイズミを賢者の石にして取り込もうとするが。
そこに、兵士達が現れ、お父様を一斉攻撃!
それでもビクともしないが、駆けつけたロイが炎を放つのだった。
リザに距離を測ってもらいながらロイは攻撃し、アレックスや他の兵士達も絶え間なく攻撃。
お父様の力を見てグリードは歓喜するが、リンはお前が欲しいのはそれじゃないはずだと。
グリードもお父様に殴りかかるが、丁度賢者の石が欲しかったと吸収されそうになる。
エド達が助けに入るが、エドはオートメイルの腕を破壊されてしまう。
それでも、攻撃を続け、やがてお父様が素手で防御。
お父様の限界が近づき、もう神を押さえ込んでいられないとホーエンハイム。
賢者の石を求め、お父様はエドに歩み寄る。
アル達は逃げるように叫ぶが、エドは腕を鉄の棒に貫かれ、身動きが取れず。
エドは右腕を犠牲にして自分の魂を戻してくれた、だったら逆も可能なはずと、エドはメイに道を作るよう懇願。
アルは自分の肉体の元へ行き、もういいのかと問う自分に、後は兄さんを信じると。
そして、エドは自分の腕を取り戻し、お父様を攻撃。
皆から励まされるエドを見て、グリードは自分が欲しかったのは仲間だったと気付くのでした。
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