オリヴィエと対面したエルリック兄弟は、会いに来た理由とアルの鎧が空である理由を訊ねられる。
アルの鎧が空である理由も聞かれ、ウィンリィが人質になっている事もあり、大総統とホムンクルスの事は話さず、元の身体に戻る旅であると話す。
メイを探す協力を頼むエルリック兄弟に、出て行けと言いつつ、錬丹術が欲しいと、オリヴィエは協力を了承。
オリヴィエは、メイ探しを引き受け、エルリック兄弟には要塞に居るように言う。
そして、部下のマイルズに、二人を働かせるように命じるのだった。
連れて行かれる途中、エドは話し掛けるが、マイルズはスルー。
自分達の秘密だけ根掘り葉掘り聞かれてフェアーじゃないと言うエドに、マイルズは振り返って、サングラスを外す。
マイルズは赤い瞳を持つイシュヴァール人だが、祖母・父・妻は違う民族。肌と目の色は、祖父の血の色が濃く出ていると。
イシュヴァールの地でよくもやってくれたなというマイルズに、イシュヴァール人こそ田舎を焼いてくれたり、幼なじみの両親を殺してくれたりしたなと返す。
それを聞いたマイルズは笑い出し、そういう切り返しをして来たやつは初めてだった。
内乱の後、哀れみの目で見られる事が多く、うんざりしていたと話す。
エドは、イシュヴァール人とかかわりがあった事を告げ、人と人なら民族を越えて、対等に話し合えるはずだと。
殲滅戦の頃には、マイルズは既にアームストロング少将の補佐をしていたようで。
祖父達は殺されてしまったが、マイルズは軍の粛清規約に僅かにそれて助かったと。
軍を憎んだりしなかったのかと問うエドに、軍がやった事は憎んだし、自分を補佐として使い続けるオリヴィエにも疑問を持った。
でも、オリヴィエは、差別などやってる暇はない。
もし、国軍が許せないのなら、国軍代表として決闘を受けてやるとw
そして、エルリック兄弟は、氷柱落しの仕事を任される。
そこに、ビリッグスに飛ばされていたらしいファルマンが登場。
その後、要塞の中を案内してもらうエルリック兄弟。
その最中に、地下から、ホムンクルスが現れる。
ふらふらと開発層に現れたホムンクルスに、オリヴィエは問答無用で攻撃。
でも相手はまるで平気で、オリヴィエは戦車に乗り砲撃するが、やはり通じず。
駆けつけたエルリック兄弟は、幾ら攻撃しても死なない事を話す。
オリヴィエの問いかけに答えていき、最後に、味方をする気があるのかと聞かれ、ここの人がやられるのは見たくないと。
身体の構成要素は人間と同じと聞いたオリヴィエは、戦車用の燃料を持ってくるよう命令。
火をつけても簡単には殺せないというエドに、オリヴィエは機能停止させてやると言うのでした。
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