錬金術の師匠の死に立ち会い、娘の事を頼まれたロイ。
その娘がリザだったようで。
軍人になったロイは、この国の礎の1つとなって、皆を子の手で守る事が出来れば幸せだと思うと語る。
そんなロイに、リザは素晴らしい夢だと思うと。
リザを訪ねたエドは、銃を返し、撃てなかったと告げる。そして、スカーがウィンリィの両親の仇だったと。
リザは大切な人の為にも生き延びて、ウィンリィを守るようエドに言う。
大好きなんでしょうと言われエドは大慌てするが、リザは銃が重荷になった事を詫びる。
重荷になった事は無いのか問われたリザは、重いとか軽いとか今更言う資格は自分には無い。
過去に沢山人の命を奪い、この道を行くと決めたのも自分だからと話す。
エドがリザにイシュヴァールの事を訊ねる一方、スカーもマルコーにイシュヴァールで何が起こったのかを問い詰めていた。
アメストリスに併合され、イシュヴァールでは一部の人間が不満を募らせていた。
そして、兵士が子供を殺した事件がおき、不満がイシュヴァール全体に広がる。
暴動が内乱になり7年の間続いていたが、イシュヴァール殲滅戦を大総統が命令。
戦場でヒューズと遭遇したロイ、そしてリザもそこで2人に合流。
何故国民を守るべき軍人が国民を殺し、人に幸福をもたらすべき錬金術が人殺しに使われているか。
そうロイに問うリザに、それが国家錬金術師の仕事だから、それが兵士に与えられた任務だからと、横から答えるキンブリー。
そして、戦場はそもそも敵を殺す場所、その覚悟もなしに軍服を着たのかと。
戦いの理由は、イシュヴァール人を犠牲にして賢者の石を作り出す事。
その石は、キンブリー少佐の手に渡ったとマルコーはスカーに語る。
そして、イシュヴァラ教の大僧正がブラッドレイの元へ行き、自分の命と引き換えにイシュヴァール人を救うよう懇願。
ブラッドレイは拒絶し終戦を迎え、その後、兵士達は故郷へ帰れる事に。
その後、自分の元へ来たリザに、ロイは自分の補佐官になり、背中を守ってもらいたいと。
背中を任せるという事はいつでも後ろから撃てるという事、自分が道を踏み外したらその手で撃ち殺せと頼む。
ロイが軍人のトップになっても、国が軍事国家である事に変わりは無い。
イシュヴァール戦の戦争犯罪人を、裁くことになるかも知れないと。
内乱の裏で意図を引いていたのはホムンクルスというエドだが、実行したのは人間とリザ。
ロイ達の事を案じるエドに、リザはエドとアルの身体が元に戻る事を、沢山の人が待っていると話す。
マルコーに、食事を届けに来たエンヴィー。
そこで、マルコーの遺体を発見するのでした。
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