その事をカイトに攻められ、あの女の血は吸いたくなかったと答える。
翌朝、真琴は食事の事を雅之に謝ろうとするが、その前に、ルカが問題を起こした事で転校させた方がいいと言われる。
必死にルカを庇い、真琴はそれを制止。
そして、今度こそ食事の事を謝罪するのだった。
ルカは血を吸う相手を探し、図書室に居る香織の元へ。
そして、血を吸おうと手をかけるが、そこに香織を探しに来た生徒が現れ、邪魔されるのだった。
ボランティアの合唱の練習に現れないルカを誘うよう真琴は言うが、生徒達は余り乗り気じゃないようで。
でも、皆で同じ体験をしたいという真琴に、香織も賛同。
その後、ルカを見かけた真琴は、合唱の練習に来なかった理由を訊ねる。
でも、ルカは答えようとせず、早々に立ち去ってしまう。
そんなルカに、真琴は待っていると。
夜、ルカに血を吸われる夢を見て、目覚める香織。
部屋の窓が開いていて、香織はそれが夢かどうか確信が持てないようで。
翌日、香織はルカに聞いてみようとするものの、結局聞く事が出来ず。
一人歩いていたルカは、偶然会ったカイトに捕まり、また説教。
女の生き血を吸えないのは、人間を毛嫌いしているルカにあると叱責される。
真琴は新條家を訪ね、明日合唱に来るようルカに言う。
素っ気無いルカに、それでも真琴は必死に説得。
施設での合唱の日になるものの、ルカは現れず。
でも、合唱には加わらないものの、外からクラスメイトが歌う所を見るのだった。
どうして死ぬのに一生懸命なのかと悩むルカ。
そんなルカに、カイトは死ぬから限られた時間精一杯生きようと必死と話す。
ルカは、夜が明けたら女の生き血を吸って終わりにすると決意。
真琴が落とした写真を拾う雅之。
音楽室でピアノを弾いていたルカを見つけた真琴は、一緒に演奏。
その最中、ルカは真琴の血を吸おうとするが、突然倒れてしまう。
そこにカイトが現れ、このままで居れば死が訪れるとルカに忠告。
牙が初めて生えたヴァンパイアは、次の満月までに女の生き血を吸わなければ、チリとなって消えてしまうと。
「あの女の生き血を吸わなければ、お前は死ぬんだ」
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