ダブリスに到着したエルリック兄弟は、師匠のイズミと再会。
賢者の石については、イズミも何も知らないようで。
でも、セントラルで石に詳しい錬金術師に会い、名前はホーエンハイム。
父親の名前を聞いたエドは、あいつのせいで母さんが死んだと、表情が一変。
食事の席で、エルリック兄弟は出産に立ち会った事を話す。
皆に祝福されて人間は生まれて来るんですねというアルに、二人もそうやって生を受けたから自分の命に誇りを持ちなさいとイズミ。
幼い頃、偶然イズミが錬金術を使う所を見たエルリック兄弟は弟子入り志願。
弟子は取らない主義と断るが、二人に親が居ない事を知ったイズミは、何だかんだで了承したようで。
仮修行として、無人島で錬金術を使わず過ごすよう言い渡される。
その間に、「一は全、全は一」の答えを見つけ出せと。
食べ物も火も無く、限界状態のエドはアルを肉と間違えて噛み付いたり、蟻を口にしたり。
でも、それで我に返ったエドは、命を食って生きてると実感。
その後は、自分達で肉や魚を取れるように。
そして、エルリック兄弟はイズミの問いかけに、全は世界、一は俺と答える。
修行を始めた頃の事を思い出していたエドは、イズミが構築式を書かずに練成したことを思い出す。
「真実にたどり着けば、出来るようになるかもね」
イズミも真理を見たのかと、疑問に思うエド。
エドはその事を訊ねようとするが、イズミがその前に二人がやった事を察する。
そして、イズミは死産した子供の為に、禁忌を犯した事を告げるのでした。
辛かっただろうと聞かれて、明るく振舞うエドとアル。
イズミは無理しなくていいと呟き、二人を抱きしめるのでした。
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