![]() | ゴッドハンド輝 45 (45) (少年マガジンコミックス) 山本 航暉 講談社 2009-03-17 by G-Tools |
銃弾を取り除く手術が一旦終了するが、輝は何かが気になり、再度皮膚を切開。
すると、まだ後一つ銃弾が残っていた。
でも梢は、医者に必要なのは、勘でも運でも無く、技術が全てと言い切る。
高校球児の稔彦が入院して来た事で、病院にマスコミが押し寄せ大騒ぎ。
稔彦は右手に悪性腫瘍があり、梢は親指を切断しか方法が無いと判断。
当の稔彦は、納得して手術を受ける事を了承する。
自転車で転倒した子供が運び込まれて来るが、片岡は子供の自然治癒力にかけようと手術はせず。
その様子を見ていた梢は、少々不満そうで。
そして、輝と梢は呼び出され、稔彦の担当に輝も加わるよう言われる。
輝には、稔彦の精神的な面をフォローして欲しいとの事。
早速、輝は稔彦の元へ行って自己紹介。
何でも言ってという輝に、稔彦は一緒にキャッチボールをするようお願い。
輝と梢を組み合わせる事が、プラスとは思えないと北見。
北見と安田は、梢が技術を上げる事しか頭に無いと、問題視しているようで。
放り捨てるだけならいつでも出来る、育ててみたいという安田。
そんな安田に北見は、万が一不可能と判断した場合、輝も梢も、自分の権限でクビにすると。
稔彦の指を切断する以外に、どうしようもないのか梢に訊ねる輝。でも、梢はそれしか方法が無いと。
子供の頃、父親の為に料理をしようとして小火を起こしてしまった梢。
その時に、無能な人間は要らん、女のお前にははなから期待していないと、厳しく叱責されていた。
で、父親は梢の政略結婚を勧めたいようですが、蓮は何だかんだで梢を庇っているようで。
手術の日、気落ちしている輝を逆に心配する稔彦。
一方、梢はいきなり刃物を持った男に拘束され、オペ室が乗っ取られてしまう。
男の要求は、稔彦の指を切らないで治療する事。
梢を解放して自分を人質にするように言う輝、だが犯人の男は、稔彦の実の父親だった。
自分の指を稔彦に移植するよう懇願する父親に、片岡達がそれが出来ない事を説明。
そして手術が始まり、稔彦を案じる父親の姿を見た輝は、光介の事を思い出す。
救いたい、親子の夢を守りたいと、必死に他の方法を考える輝。
輝は指を切断しない方法がある、自然治癒力があると。
転移の危険性があると梢は言うが、野球を続けたいと稔彦。
輝が説得し梢も了承、そして今度こそ手術が始まるのでした。
そして、無事に稔彦の手術を終え、輝は気絶w
リハビリは必要だが、稔彦はまた野球を出来ると。
父親は皆に礼を言うが、梢は自分には礼を言われる資格は無いと呟く。
今回、輝が行った手術は、20年前、光介も行った事がある手術だったようで。
一方蓮は、稔彦の手術をしたのが、真東光介の息子である輝だったと報告を受けるのでした。
「そうか、ますます面白くなってきたな」
![]() | ゴッドハンド輝 (1) (講談社漫画文庫 (や11-1)) 山本 航暉 by G-Tools |