![]() | ヴォイス~命なき者の声~ ディレクターズカット版DVD-BOX ポニーキャニオン 2009-07-01 by G-Tools |
ゼミの打ち上げをどうするのか話し合う大己達。
佳奈子はもう直ぐ、1ヶ月程アメリカに行くようで。その事に話が及び、大己は少し浮かない表情?
帰り道、ゼミが終わったらどうするのか、大己に訊ねてみる亮介。
先生には感謝していると言いつつ、大己はまだハッキリした答えは出せないと。
そして、潔美という少女に刺された、成瀬という男性の遺体が持ち込まれる。
成瀬は過去に、潔美は正当防衛と主張し、強制わいせつで逮捕された過去があるとの事。
佐川は潔美に会いに行き、事件で負った傷を見せてもらい、足と腕の傷の記録写真をとる。
佐川は正当防衛と言えないと判断したが、潔美と親戚である理事長が激怒。
大己達は、早速自分たちも調査する事に。
現場に行ってみると、成瀬の職場の同僚が現れる。
過去に起こした事件は知っているが、心を入れ替えて頑張っていたはず。奥さんも、すべてを承知の上で結婚したと。
どこかの偉い先生が正当防衛と判断しているらしい。蕪木にそう聞かされた大己達は、急いでで佐川の元へ。
佐川は地方へ行く事になるが、地方の法医学の発展に貢献出来るならと。
一方、お前が居る事に慣れていたという蕪木に、哲平は科警研を目指すと告げる。
「蕪木さんの下で働けて、本当に良かったと思います」
今度は一人で現場へ行った大己。その後、成瀬の身長等を聞いて何か思いついたようで。
そして、理事長と話をしている佐川の元へ。
「先生は間違ってないんですよね。正当防衛ではなかった」
「佐川先生を辞めさせないで下さい」
「彼女には殺意があったんです」
成瀬と潔美の身長差等から、大己は不審な点を指摘。
でも理事長は、生徒の自主性を重んじすぎる佐川の教育方針には、疑問の声が上がっていたと告げる。
「まさに、君のような生徒の事なんだよ」
それに対し、佐川は今でも自分のやり方は間違っていないと思うと。
一方、潔美の事情聴取をする大和田。
信頼する法医学者が正当防衛じゃないと思っていると、大和田は潔美に告げる。
屋上に2人で一緒に行く大己と佐川。
出すぎた真似をした事を詫び、そして、成瀬が刺されてから十数分息があったのに、あえて助けを求めなかったのではと。
潔美は、逃げようとした自分を、成瀬が呼び止めたと話す。
以前、成瀬が強制わいせつをした少女が、潔美の友人だったようで。
友人は悩んで死んでいったのに、罪に問われず幸せそうに結婚していた成瀬の事を、潔美はずっとおかしいと思っていた。
佐川は玲子と蕪木に挨拶。佐川の後任は、玲子が勤める事に。
佐川達は寿司を食べに行き、大己達もゼミの打ち上げパーティ。
帰り道、佳奈子に目を閉じてと言い出す大己。そして、佳奈子の顔にペタペタとシールを張るのでしたw
佐川の元へ行った大己は、昔の新聞の記事を見せられる。
現場に居たという大己に、佐川も実は自分もそこに居たと。
当時、まだ法医学医を続けるか臨床医になるか迷っていたという佐川。
でも、現場で大己と出会い、死んじゃった人にお医者さんは要らないの、あの人達はもうこれで終わっちゃうの。
そう言われて、法医学医になる事を決意。
「それで腹を決めたんだ。亡くなった人の力になれる法医学者になろうって」
潔美は殺意があった事を自白したのでした。
「人は死んだらお仕舞いだ。僕らはそう思っていた」
「医学とは消え行く命を救うため、死を少しでも先延ばしにするために存在するのだと、そう思っていた」
「でも、失われた命にも医学は存在した。失われた命から発せられる声に、必死に耳を傾けようとする医学がここにはあった」
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