![]() | トライアングル オリジナル・サウンドトラック 澤野弘之 BMG JAPAN 2009-02-25 by G-Tools |
志摩野と秋本に会う為に、上海へ行く郷田。
丸山は父親の過去を暴けるのかと丸山に訊ねるが、黒木はまだ会ってもくれないと。
一方、サチも志摩野に会う為に上海へ行こうとしていた。
郷田ともその事で連絡を取り合い、上海で待っていると告げられる。
郷田は秋本と合流し、志摩野についての情報を入手。
志摩野は事業でかなりあくどい事をやっているが、25年前の事件とは関わりあいがないようで。
そして、郷田・秋本・サチは、志摩野と会う事に。
志摩野は上海で生まれたが、父親が病死した後、母親は日本に帰って志摩野を置き去りにしてしまった。
養父母が母親を探し出してくれたが、その頃にはサチも傍に居なかった。
だから、過去を知る必要は無いと志摩野は言っていたようで。
その後見つけ出した母親は、志摩野の事を忘れていた。そして、亡くなってしまったと。
全てを明らかにして何を得るのか、郷田に訊ねる志摩野。
サチが笑う事が少なくなった、何も知らず幸せでいて欲しかったと言う志摩野。
でもサチは、今更兄弟なんて…と少々戸惑い気味。
食事の後、サチと志摩野は買い物へ。郷田と秋本は気を使って、離れた場所から見ていると。
秋本は志摩野の気持ちが分かる、25年前の事件を明らかにしても、何かを失うだけだという。
話をしながら歩いていたが、いきなり志摩野が引ったくりにあってしまい、郷田は犯人を追う。
郷田は犯人を追い詰めバッグを取り戻す。だが、志摩野は仕事場の些細なトラブルと、警察を呼ぶ事を拒否。
ホテルに戻り、サチと別れ際に、志摩野は上海に来てくれてありがというと礼を言う。
郷田は黒木と連絡を取り、志摩野の会社が破産手続きを取っている事と、志摩野本人が詐欺罪で訴えられている事を教えられる。
そして、秋本は電話の相手が黒木だと知り、黒木の父親が25年前の事件の担当だった事を話す。
信造の事を息子の黒木に任せた事を聞いて、秋本はそんなに簡単に人を信じていいのかと。
黒木や自分を試しているのか…と郷田に訊ねつつ、その場は冗談で済ませる秋本。
翌日、サチは約束の時間を過ぎても志摩野が来ないと、郷田と秋本の元へやって来る。
志摩野の部屋に行ってみると、そこには倒れた志摩野の姿が…。
自殺と言われて、秋本はやっぱりと。
昨夜ありがというと言われたのが別れの言葉だった、最期に会えてよかったとサチ。
そして、サチは日本に帰る事に。
日本に戻った郷田は志摩野の死因を調べようとするが、やはり自殺は翻らないようで。
でも郷田は、志摩野は自殺に見せかけて誰かに殺されたと。
志摩野の検死結果を、サチに伝える郷田。
使われたのは日本の毒物で、日本から来た誰かが志摩野を殺したと。
その人物が狙っていたのは、志摩野ではなく、郷田が目的だった可能性があるようで。
サチは郷田に志摩野から来ていた手紙を差し出し、日本から来た人物が誰か分からないのかと涙を零す。
秋本は、均と黒木親子と会っていた。
そして秋本は、事件当時、事件現場から走っていく郷田の姿を見たと話す。
郷田もサチに、本当は自分が第1発見者だった事を告げていた。
倒れていた佐智絵を見つけた郷田は、名前を呼びながら身体を揺さぶり、手に血がついたと…。
「俺が何故、この事件の時効が過ぎるのを待っていたのか、何故その事を誰にも言わずに黙っていたのか」
「君に全てを話すよ。あの時、あの時俺は…」
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