クラッシュシンドロームではないかと佐川。
女性の足に出来ていたアザを見て、加奈子は母親・雪子の事を思い出す。
帰り道、様子のおかしい加奈子に声をかける大己と亮介。
加奈子は2人に、15年ずっと悩んでいた母親の事を打ち明ける。
彰の母親の店で、加奈子から雪子の事を聞く2人。
大己は調べようと言い出し、亮介も巻き込まれる事に。
そして、雪子が勤めていた工場へ向かう。
知り合いだった男性・ジンから、加奈子はその日に雪子に何があったのか知りたいと。でも、昔の事だからわからないようで。
そして、3人は資料を探す事に。そこで、雪子の手袋とタイムカードを発見。
大己は男性に、15年前加奈子の母親と一緒に働いていた人の住所を聞くのだった。
何人か当たった後、警察署で検死調書を見せてもらえばいいと教えてもらう3人。
雪子の写真を見た加奈子は、検死調書を貸してくれるようお願いしたようです。
一方、大己は会社に戻って、男性から雪子がどんな作業をやっていたのか訊ねる。
雪子はパイプ椅子を作る作業をやっていたようで。
仕事に厳しかった雪子は、鬱陶しがられていたかもしれないと男性。
そして大己は、得意先のリストを聞く。
雪子の写真を借りた加奈子は佐川に見てもらうが、やはりハッキリした事は分からず。
得意先に行った大己は、そこで納品されたパイプ椅子に座ってみたりと調査。
でも、バスに乗り遅れて、どうやら帰られなくなった模様w
亮介の父・貴之が、亮介に何も告げずに、学部を変えるよう要求。
雪子の手袋の分析結果を、何だかんだでやってくれた蕪木。
その結果を、加奈子は会社に泊まっていた大己に報告。
そして、大己は何事かわかったようで。
大己は加奈子に来るようにいい、その一方で、亮介は玲子から貴之がしようとしていた事を教えられる。
玲子は亮介が辞めると思っていたようだが、亮介は辞めるつもりな無い模様。
「お父さんとちゃんと戦えるの?」
大己は八木の元へ行き、あの日、雪子と最後に一緒に居たのは八木ではないかと訊ねる。
パイプ椅子の検品書に、八木だけではなく、雪子の筆跡の物もあったようで。
検品作業に使うノリの成分が、雪子の手袋から検出されていた。
八木は雪子と、最後まで工場に居た事を打ち明ける。
雪子は八木の作業の手伝いをし、八木が納品から帰った後、倒れていた雪子を発見。
病院へ行った方がいいと八木は進めたが、大丈夫だと雪子。だが翌日、雪子は亡くなっていた…。
八木は泣きながら、加奈子に名乗り出られなかった事を頭を下げて詫びる。
「でも、八木さんのせいじゃありません。母はおそらく、クラッシュシンドロームという症状で亡くなったんだと思います」
「それが分かっただけでも、感謝しています。話してくれて、ありがとうございました」
八木の数字の書き方が、雪子と似ているという大己。
検品作業中、数字の1と7が紛らわしいと注意され、八木は雪子に教えられた通り書くようになっていた。
工場に戻り、雪子が結構サボっていたと言い出す大己。
そこには、加奈子の写真が貼られたアルバムが置いてあった。
帰り道、大己にお礼を言おうとする加奈子。
でも、先に話をされ、加奈子は結局言い出せないのでした。
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