受かったのは友人の亮介と同じ、法医学ゼミだった。
佐川の元を訪れた大己は歓迎されるが、余り乗り気では無い様子。
でも佐川は、大己が法医学に向いていると思うと言うのだった。
法医学ゼミの授業が始まり、他の生徒達と一緒に授業を受ける大己。
亮介は早速、助教の玲子が気になっているようでwでも、玲子は素っ気無い。
そして、早々に解剖の予定が入り、大己達5人も立ち会う事に。
大和田という刑事が、被害者の状況を説明。殺人事件の被害者らしい。
解剖が始まり、ゼミ生の大己達は躊躇い気味。
倒れ掛かる者も居るが、大己は食いいるようにその場面を見ているのだった。
被害者・市原を死亡させた落下物の推測を始める亮介達。
市原が上を向いていたらしいと推察し、どんな時に上を向くかを考える。
大己が現場へ行ってみようと言い出し、亮介達は乗り気になるが、佳奈子は警察がやる事と。
結局、佳奈子は帰ってしまい、大己達だけで行く事に。
現場へ行った後、玲子に怒られてしまう大己達。
でも、大己は哲平に資料らしき物を借りて、再び現場へ行くのだった。
佳奈子は昔、身内で何か不審な死があった?
市原について、聞き取り調査も始めた大己。
反射神経が悪かったか聞いていて、野球のテレビ中継を止めるよう居酒屋で言った事がある話が出て来る。スポーツが好きではなかったのかも知れないと。
亮介の父親は、大きな病院の院長。亮介は、その跡取りなんでしょうか。
どうして市原が野球が嫌いなのか考える大己。
そこに哲平が、彰の母親がやっている居酒屋での飲み会に誘いに来る。
哲平と彰は、マンガの話で仲良くなりそうな感じがw
ちなみに、彰はどうやら族だった過去がある模様。
飲み会に行かなかった佳奈子は、1人研究室で勉強中のようで。
どうすれば優秀な法医学医になれるのか、佐川に訊ねる佳奈子。
普通の感覚で居られる事が大切と言われるのだった。
市原の事を話している所に、佐川の助言を受けて佳奈子登場。
彰に軽く、何故大学を目指したのか聞いてみる佳奈子。
どうやら、法医学のおかげで、彰は刑務所に入らずに済んだようで。
その後、族を辞めて、学費を自分で稼いで学校に入った模様。
そして、5人揃って事件を調べ始める。
哲平が発見された被害者の格好をしてみて…その光景を見ていて、何かを思いついたらしい大己。
これまで聞き取りして来た事を思い返し、答えを見つけ出すのでした。
「受け止めたかったんだ」
市原の離婚した奥さんの元へ行った大己達。
市原は野球が好きだったようで、息子にもグローブやボールを与えていた。
でも、留守にしている間に、息子がボールを取ろうとして、転落死してしまったらしい。
そして、その事故を乗り切れずに、2人は離婚してしまった。
市原を可哀相な人だったという奥さん。
でも、市原はどうやら、自殺しようとした子供を助ける為に、手を差し伸べたようで。
「気にしなくていいから、いきなさい」
市原はそう言って、助かった子供はそれに従ったと。
「救ったのは命だけじゃないのかも知れない。すごいなあって思いました」
そして、DNA検査の結果、市原の洋服には子供の髪の毛が付着していた。
大己達の行動を、咎める玲子。でも、佐川は余り気にしていない模様。
どうやら佐川は、15年前、事故現場で大己と遭遇していたようで。
一方、大己は、最初に現場に行った時から、子供が居た事が分かっていたようで。
花束の中に、子供が一生懸命作ったらしい花束があったからと。
そして、再び現場へと足を向ける5人。
そこに、ごめんなさい。ありがとうございます。と書かれた小さなメモが置いてあったのでした。