建物の揺れが収まり、落ち着いた所で、裸足のリナリーに靴を貸す婦長。
ヘブラスカの元へ行って、ダークブークブーツとシンクロするつもりだったリナリーは、裸足のままだったと。
コムイを悲しませた事を、悔いるリナリー。
「イノセンスなんて大嫌い。どうしてこんなに苦しまなくちゃならないの。どうして兄さんを苦しめるの」
そんなリナリー達の元にも、アクマがレベル4に進化した報告が入る。
ファインダー達を殺しながら、教団内を進んでいたレベル4。
コムイもピンチの所で、神田が助けに入るのだった。
そして、ファインダー達が結界を張るものの、レベル4には余り効果が無さそうな感じが。
イノセンスではないただの刀で、レベル4と対峙する神田。
自分がレベル4を引き付けている間に、本部を脱出するようコムイに告げるヘブラスカ。
でも、ルベリエは、リナリーを使うと言い出す。
ヘブラスカは止めるものの、ルベリエはリナリーの元へ到着。
コムイは、本部から脱出する事を決定。
「聞いたかね。ヘブラスカを囮にするそうだ」
リナリーを責めるルベリエ。ラビや婦長が庇うものの、リナリーは自分で戦う事を決意。婦長が貸してくれた靴を返すのだった。
ルベリエと行ってしまうリナリーを、迷いつつもラビも追う。
ヘブラスカの元へイノセンスを回収に向かうコムイに、神田も同行。
「せいぜい俺の迷惑にならないように、逃げ切るんだな」
一方、ラビも結局、リナリーとルベリエに同行。
止めるヘブラスカに、「貴方が100年間、命令に従順に従って、自分の一族にやって来た事と、どう違うのかね?」ルベリエは言い放つのだった。
これまでルベリエの一族が、教団の人体実験の犠牲になっていた模様。
レベル4に攻撃されエレベーターが落下したものの、コムイは神田が傷を負いつつ守り無事。
2人の元にラビが様子を見に行っている間に、リナリーはルベリエにヘブラスカの元へ連れて行かれる。
レベル4が現れ、神田とラビはコムイを守る一方、リナリーは遂にイノセンスを…
と言う所で、ヘブラスカがレベル4に背後から攻撃されるのでした。
倒れているリナリーを踏みつけるレベル4。
「私に力を返して。私、初めて、こんなにイノセンスを望んでる」